スケジュール

8/5 8/6 8/7 8/8 8/9
09 ガイダンス
10 超初級コース 初級コース 公開講座として受講生のMax実践
後藤英 三輪眞弘 ペルティエ・ジャン=マルク 堀尾寛太
12 休憩
13 初級コース 中級コース
三輪眞弘 後藤英 上條慎太郎 ペルティエ・ジャン=マルク
15 休憩
16 中上級コース 上級コース
三輪眞弘 堀尾寛太 堀尾寛太 後藤英
18 イブニング・セッション コンサート
19

イブニング・セッション

8月5、6、7、8日 18:00~19:00

Maxサマースクールでは、独自に開発したパッチ、エクスターナル・オブジェクト、作品などの発表(講義の会場での口頭でのプレゼンテーション程度)、Max/MSPに関する様々なテーマのプレゼンテーションを募集します。会期中に催される夕方からのイブニング・セッションの中で発表していただきます。

(7月23日更新): 発表内容はこちらから

8月9日 18:00~

コンサート(デモンストレーション)

演奏者は講師と一般公募。

参加者:公開講座受講生+一般

(7月23日更新):詳しくはこちらのページを御覧ください。


超初級コース

8月5日 10:00~12:00

超初級者ワークショップ

概要

この講義では「Max超初級者ワークショップ」と題して、全くMaxの経験のない人を対象に行います。主な内容については以下の通りです。

  1. Maxで何ができるかについて
  2. Maxの使用例、作品例
  3. 始めて触るMax
  4. 始めてプログラムするMax

講師

後藤 英


8月6日 10:00~12:00

はじめてのMSP。

概要

見かけが似ていてもMAXとはまったく異なる原理で動作するMSPの基本を学び、MAXと連携した「蛇居拳拍子」のシミュレーションをおさらいする。

講師

三輪 眞弘

初級コース

8月5日 13:00~15:00

「蛇居拳拍子」をやってみよう!

概要

コンサート出演を目指し、「蛇居拳算」と呼ばれる演算に従って行われるクラッピング・ミュージックを修行する。

講師

三輪眞弘


8月6日 13:00~15:00

Maxのその他のプログラミングについて

概要

  1. Maxプログラミングの方法
  2. MSPによるシグナル・プロセッシングの例

講師

後藤 英


8月7日 10:00~12:00

画像解析とインタラクション

概要

このワークショップでは「cv.jit」エクスターナルを使って、カメラから取り込んだ画像をリアルタイムで分析してインタラクティブな作品の制作に必要な技術を学ぶ。画像解析を用いるメディアアートは60年代にも登場し、参考になる作品を紹介しながら、Maxで「コンピュータ・ビジョン」を活用するパッチを組んでいく。

講師

ペルティエ・ジャン=マルク


8月8日 10:00~12:00

Maxとハードウェア:Maxとハードウェア:音と振動、動き

概要

音の高さをどんどん下げていくと、徐々に振動になっていき、最後は繰り返しを感じられないゆっくりとした動きになっていきます。すなわちほぼあらゆる動きは音の一種として捉えることもできます。音と振動、動きの境界領域の可能性を探ります。

講師

堀尾寛太

中級コース


8月7日 13:00~15:00

ライゾマティクス・リサーチとMAX

概要

この講座では株式会社ライゾマティクスにおける、リオオリンピックを含むエンターテインメント現場でのMAXの使用実例を紹介し、その中からOSCの送受信のノウハウや”jit.gen”,”jit.gl.pix”などを利用した実用的なJitterプログラミングのレクチャーを行う。[ライゾマティクスでのMAXを使用した実例 / OSCの便利な送受信 / jit.gl.gridshapeとjit.gl.bfgの基礎 / jit.genとjit.gl.pixの基礎 他 ]

講師

上條 慎太郎


8月8日 13:00~15:00

実践的可聴化

概要

「可視化」という言葉はしばしば耳にすることがある。何かを見える形という手法の他に「可聴化」もある。抽象的な情報や本来、音を発しない現象を音響として表現することによって、芸術表現の可能性が広がり、情報を効率よく、分かりやすく伝わるデザインに繋がる。このワークショップでは、芸術とデザインに於ける可聴化の事例を紹介しながら、Maxを使って役に立つ手法を学んでいく。

講師

ペルティエ・ジャン=マルク

中上級コース

8月5日 16:00~18:00

「蛇居拳拍子」をシミュレーションする。

概要

「蛇居拳拍子」をMAX/MSPを使ってシミュレーションし、数学的な性質や法則性を解明する。

講師

三輪眞弘

8月6日 16:00~18:00

Maxとハードウェア:音の入力と出力を使う

概要

Maxという環境は、最終的には音の入力&出力を介して物理的な世界につながっていきます。ここでは音を介してさまざまなものをMaxに接続する実験を行います。

講師

堀尾 寛太

上級コース

8月7日 16:00~18:00

Maxとハードウェア:デバイスとの実用的な連携

概要

Maxを音以外の外部のハードウェアと連携させてシステムを構築する実用的な方法について解説します。照明やモータ、センサなど、具体的な事例を交えながら紹介・実演します。

講師

堀尾寛太


8月8日 16:00~18:00

Maxのその他のプログラミングについて

概要

IRCAMの例(Antescofo、Spat、Gesture Follower、Gabor、Modalys、OMax、その他、IRCAMで開発されたAIに関するライブラリー解説あり)

講師

後藤 英

公開講座として受講生のMax実践

8月9日 10:00~18:00 上野キャンパス第2ホール(予定)

公開講座として受講生のMax実践

概要

学んだことを実践するプラクティス型のワークショップをします。実行委員の中のMaxエキスパートがスタッフとして加わり、チューターのシステムでプラクティス型のワークショップをします。特に質疑応答に対応の重点をおきます。

また、17:30からMI7さま、Cycling’74さまからの受講生へのプレゼントの抽選会および修了証書の授与が行われます。

  • 10:00-11:30 会場・音響仕込み
  • 12:00-14:00 リハーサル1
  • 15:00-15:45 休憩
  • 15:45-16:45 リハーサル2
  • 17:30 プレゼント抽選会
  • 17:45 開場
  • 18:00-19:15 コンサート
  • 19:15~ 修了証書授与
  • 20:00 完全撤収